こんにちは、土井です。
今回も「生産者を訪ねて」〜南三陸編〜の続きを

二軒目は阿部さん宅(入谷字押館)です。
柔らかい色合い、柔らかい三陸つぼみ菜。
石巻、秋田等々いろんな所から見学に来ます。
花が咲く前が収穫時。
ハウスは少し離れた山あいに3つ並んでいました。その中に三陸つぼみ菜がありました。
生命力が強くて、親・子・孫と採れ続けます。
ハウス内は20℃。
通常は二重のハウスになります。
次は近くのふき畑へ。気をつけないとフキノトウを足で踏んでしまいそうです。
栽培技術はトップクラスです。生でサラダで食べられる水フキのフキノトウ。同じ品種でも南三陸だから生で食べられる水フキになります
フキノトウとフキの芽は別に出るので、フキノトウを採ってしまってもフキは育ちます。ほんとうに春を感じました。
フキ一反歩、ウシ一頭と言われるほど元が高いですが、3〜5年は採り続けられます。蕗の畑は根が張っているので、その間、他の作物は作れません。
県内の生産の6割を南三陸町が出荷。若布の養殖と蕗の栽培は栽培のサイクルが合うので兼業している漁家もあります。
「バッケ作ってっから、バッケいっぱい入れんの。」バッケ味噌名人の奥様。苦味が少なく、フキノトウの風味がパーッと広がります。家庭ごとに作り方も味も違うそうです。帰りに自家製のバッケ味噌をいただきおいしかったです。ありがとうございました。
三軒目は西城さん宅(志津川字小森)です。
こちらでは春告げほうれん草を見せてもらいました。
露地のほうれん草はちぢみ方が多く、ハウス物に比べて白っぽいですが、糖度は高いです。
ほうれん草の糖度が高くなるには4℃をきらないと出ないそうです。
生のままかじらせてもらいました。すると……「甘い!」エグミも感じないほどです。
こちらの露地のほうれん草は、なんと糖度12°以上。
メロンのようだと西條さんが笑っていました。
ハウスに入らせてもらいます。
やはり、色・味はハウスと露地物では違っていました。
水分が少ない方が糖度が増すそうです
露地物とハウス二種類見せていただきました。ハウスのほうれん草は露地物より緑が濃いです。
ほうれん草だけでなく、なばなつくりも名人の西條さんの奥様。
いろいろありがとうございました。
JA南三陸の方々、生産者の方々、今日はほんとうにありがとうございました。銀兵衛も、皆さんのつくられた野菜をお客様に愛情を込めて提供していきます。
三軒ともみなさんエコファーマーでありました。場所を変えて、三浦さん、阿部さんの話を再度聞きました。阿部さんのお宅では和牛を50頭かっていらっしゃるそうで、その苦労話、また仙台牛の認定の話、一頭は皆さんで買い戻し必ず味を確かめるお話。地元の学校給食に地元の野菜がつかわれ、子供たちのピーマンぎらいが少なくなったそうです。いろいろな意味で皆さん努力されている話を聞き、私もこういう状況を伝えられる料理の仕方を考えなければと、深く感じました。


