お盆休み最終日。
僕は
夜の高速道を走っていました。


岩手県まで足を伸ばし
ご飯も食べた。
「あとは自宅へと帰るだけ

」
・・・のはずでした。
。。。。。。。。。
平均時速120キロ都心に近いナンバーの車は
それ以上のスピードで走っていたが
岩手県を抜け
宮城県へ入った事もあり
『そんなに飛ばさなくても良いだろう

』ということで、
80〜100キロで走っていました。
時間は
夜10時
。
山間部に入ると
車のテールランプだけが目立っていました。
菅生の前後の道は
長い下り坂や
大きく緩やかなカーブが続く。「
下りのカーブを前に 加速するバカなどいない。」
そう思っていましたが
この辺の道を知らないドライバーは
横を加速して行きました。
もも 『 あっぶねぇ〜な〜

ナビ付いて無いのかな?


』
独り言をつぶやき
タイミングを測りながら
”追い越し車線”から”走行車線”へと
移ろうとしたその時だった
【 ブワッ
】すぐ目の前に
黒いモノと白いモノが
交互に飛んできたのです
もも 『 なんだっ
』一瞬、
避けようかとハンドルを切りかけましたが
時速100キロでの急ハンドルは
≪ 死 ≫に直結します。 【 ビシャッ
ボコッ
】ナニかが当たった感覚と、
またそれを踏んだ感覚。
目の前を走る数台の車達が
一斉にハザードを点滅させる。もも
『 事故だ 』僕もハザードのスイッチを押し、
ゆっくりと減速をしながら
路肩に車を寄せた。
車の中にいた全員の無事を確認し、
外に出る。車内灯や後部座席のライト
フォグランプなど
点けられるライトは全部付けて。 ≪ 緩やかなカーブ。≫
現場は
後ろから走ってくる後続車からは見えにくいからだ。
もも 『 二次災害はゴメンだ。 』
ガードレールの内側を歩きながら
他のドライバー達の安否を確認する。

その場に停まった車は

台。
いったい何が起きたのか、
そこにいた誰もが
良く分かってはいませんでした。
僕の前を走っていた”フェアレディ”は
バンパー部分が凹み、ラジエーターがイカレテいるようだ。
エンジンルームから煙や異臭を放ち
危険だという理由でエンジンを切っていた。

”ウィッシュ”は
バンパーが壊れ”ベンツ”は
走行不能。
”キューブ”は
パンクしていた。
もも 『 なにに当たったんですか? 』
『 良く分からないけれど、バンパーか何かじゃないですかね。。。』
もう少し後ろに戻ってみると
車道に黒いモノが転がっていた。
もも 『 タイヤだ・・・ 』
タイヤの表面だけが
”べロリと剥かれた物体”が転がっていた。

みんなコレに当たったんだ。。。
この他にも
”バンパーらしきもの”と
”車止め”などに当たったとの情報もあり、
情報は交錯していました。
。。。。。。。。
誰かが呼んでくれたらしく
警察の車が来ました。
『 今、通行止めにしたので、もう少し車で待っててください! 』

発煙筒がいくつも焚かれ

パトランプが”事故だ”という事を知らせる。
。。。。。。。。。
実に4台もの車は
自力で走行出来ずにいた
後から来た
JAF等によって運ばれて行く事に。
どうやら
被害に遭った車の中でも
僕の車が最後尾。
たとえが適当かどうか分からないですが
他の車と比べると
”軽傷”でした。

ライトの上半分が
「スリガラス」のようになり
バンパーに多少の傷がついた程度。
自力で走行も出来る。
事故処理にあたってくれた警察の方が
『 菅生パーキングエリアで
当のトラックが止まっているそうです。 』
『 そちらへ移動して話を聞いてみてください 』
と言う。
話を聞いてみると
どうやらそのパーキングエリアにも

台が停車しているそうで
計


台が巻き込まれたようだ。
数台で移動しました

。
パーキングエリアへ着くと
荷台に大きな鉄骨を積んだトラックが止まっていました。
運転手は
その被害に遭った
数人の人達と話をしていました。
前後に10本のタイヤを持つ
25tトラック。

そのうち、後部のタイヤが一本がこんな感じに。
表面のゴムが
”剥かれた状態”になっていました。
運転手と互いの連絡先を交換する。
もも 『 タイヤ、減っていたんですか? 』
運転手 『 再利用のタイヤなので、それでですかね。。。すみません。 』
他の車と比べれば確かに軽傷で済んだ。
しかしアレが、
”人”だったとしたら・・・
”もっと大きくて固いモノ”だったとしたら。
”一本のタイヤ全部”だったとしたら。
避けようとして
”スピンした車”だったとしたら。
とても避け切れない。実際、
避け切れなかった。。。。。。。。。。。。。
事故は恐い。。。
事故発生時刻は10時10分。
ようやく解放されたのは12時を越えていました。。。
12時を越えた夜の高速道は
事故発生の時よりも
”トバす車”がとても増え、
正直恐かった。。。
安全運転。今までよりも
慎重にハンドルを握り
ゆっくりと帰ったという事は
言うまででもありません。 もも